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「ザ・テレビゲーム展~その発展を支えたイノベーション~」レポート!

北九州イノベーションギャラリーで昨年の12月26日から、「ザ・テレビゲーム展~その発展を支えたイノベーション~」が開催されています。懐かしの家庭用ゲーム機から現行機まで一堂にそろった展示会とのことで、駆け出しライターの不肖ソノダが新春早々、行って参りました。さっそく会場の様子をレポートいたします!

 

 

 会場は全部で9つのエリアに分かれており、年代順にテレビゲームの歴史がわかる構成になっていました。入って最初に陳列されていたのは、世界初のコンピュータ「ENIAX」で使われていた真空管。開発に携わった研究者のサイン入りです。その右側には、ビデオゲームの先駆けといわれる「Tennis for Two」のレプリカ。その先には世界初の業務用ゲーム機「コンピュータスペース」と、世界初の家庭用ゲーム機「オデュッセイ」に、そのプロトタイプ「ブラウンボックス」のレプリカ。これでもかってくらい、世界初のラッシュです。オデュッセイのコントローラが大きくてビックリ。「コンピュータスペース」の筐体はレトロフューチャーっぽくて、「2001年宇宙の旅」って感じですねー。

 

 

 次のエリアはファミコン以前の家庭用ゲーム機のコーナーです。国産第1号の「テレビテニス」、任天堂の「テレビゲーム6・15」「ブロック崩し」「ビデオアタックTG-7800」「テレビ野球ゲーム」「アタリ2600」「TV-FUN902」「システム10」「TV-JACK1200」「カセットビジョン」「テレビべーダー」「クリエイトビジョン」、そして「ぴゅう太」! うちは親が厳しくて買ってもらえませんでしたが、友達の家で遊んだなあ。

 

 

 続いて登場したのが業務用「スペースインベーダー」と「パックマン」。「日本から世界に羽ばたいたアーケードゲーム」のエリアです。「スペースインベーダー」コーナーには当時のテーブル型筐体と、壁掛けテレビのデモ映像がありました。その脇には数々のインベーダーグッズと当時の貴重な開発資料。これ「お宝探偵団」に出したら、いくらになるんだろう、なんて思ったりして。「パックマン」コーナーでは「PAC-MAN」「SUPER PAC-MAN」「BABY PAC-MAN」「Ms. PAC-MAN」、そして「PAC・MANIA」とシリーズがずらり。「BABY PAC-MAN」なんて、ピンボールとビデオゲームが融合した筐体もあったんですねー。ミッドウェイ製のアメリカ版でしたが、このロゴを子どもの頃、どっかの温泉旅館で見た記憶があったような、なかったような。。。

 

 

 「パックマン」コーナーの脇にもキャラクター商品がずらり。「ナムコミュージアム アーケードHITS!」に収録された「パックマン」が遊べるコーナーもありました。私も遊ばせてもらいましたが、簡単そうに見えて結構難しく、「ぬるゲー」に慣れた身にはかなりハード。けっきょく1面もクリアできませんでした。また「PAC・MANIA」の横には、セガの「ザクソン」が展示されてました。斜め見下ろし型の名作シューティングで、欧米で大ヒットとのことですが、渋すぎです。

 

 このほか壁面にはプロジェクターで大きく「バーチャファイター」シリーズの歴史がわかるデモ画面が投影されていました。三角形を組みあわせた、マッチ棒みたいなキャラクターが、今のリアルな3Dキャラになる様がよくわかって、改めてゲームの進化を感じさせられましたねえ。そういやはじめてゲーセンで「バーチャファイター」を遊んだとき、後ろにジャンプして下がって、いきなりリングアウト負けになっちゃいましたっけ。。。こんなんばっかりですね、スミマセン。

 

 さて、ここまで来てようやく家庭用ゲーム機のコーナーがやってきました。もちろん最初は「ファミリーコンピュータ」から。以下「ツインファミコン」「SG-1000」「SG-1000II」「セガ・マークIII」「マスターシステム」「スーパーカセットビジョン」「PCエンジン」「PCエンジンCD-ROM2」「PCエンジンDUO」「メガドライブ」「ネオジオ」「ネオジオCD」「スーパーファミコン内蔵テレビSF-1」……ハアハア。以後Xboxまでずらりと、歴代の家庭用ゲーム機が並びます。ゲーム機と一緒にコントローラが陳列されていて、コントローラの変化が、よくわかりました。でも3DOとPC-FXがなかったのは、ちと残念。

 

 

 据え置き型と共に、携帯ゲーム機もずらり。「ゲームボーイ」「ゲームギア」「PCエンジンGT」「ゲームボーイアドバンス」「ネオジオポケット」「ニンテンドーDS」「DS Lite」「DSi」あと忘れちゃいけない「ポケットステーション」に「ビジュアルメモリ」などなど。あと「ゲーム&ウォッチ」を筆頭に、電子ゲーム機が数台展示されていたのも、懐かしかったなあ。

 

 そして時代はいよいよ現代、ということで壁に「PS3」「Xbox360」「Wii」が仲良く鎮座。その脇にはセガの最新カードゲーム機「歴史大戦ゲッテンカ」の試遊台と、「甲虫王者ムシキング」「古代王者恐竜キング」のカード展示がありました。「ゲッテンカ」は会場内でプレイできるほか、会期中にはセガの公式大会も開催されるとのことです。最新ゲーム機とカードゲーム機がセットで展示されているのが、おもしろかったです。

 

 

 最後に「これからのゲーム」として、大学などで制作されたデジタル玩具のコンセプトモデルが2つ紹介されていました。1つめは「いちゃいちゃ!ゆびずもう」で、二人で指人形をつけて指相撲をすると、効果音や振動でバトルを盛り上げてくれるというもの。2つめは「アニマルクリップ」で、物を挟むと厚みで音が変わるというものです。どちらもゲームではありませんが、これくらい自由な発想で考えた方がおもしろいのかも? 

 

 

 以上でレポートはおしまいです。ちなみに本企画展は国立科学博物館との共催で開催され、昨年末に産業技術史資料情報センターでプレ展示が行われました。ただしプレ展示では約30台だったのが、本展示では約80台とたっぷり展示。また「パックマン」「甲虫王者ムシキング」のギネスブック認定を記念した登録証や、「バーチャファイター」が米スミソニアン博物館に収納された際の記念メダルも展示されていて、嬉しかったです。

 

 

 ちなみに展示室の横には「年表のギャラリー」があって、世界と日本と北九州のイノベーションの歴史がずらりと記されていました。イノベーションキオスクという情報端末には、ファミコンの解説もありましたよ。テレビゲーム機も壮大な技術史の一つとして、きちんと位置づけられているんだなあ、としみじみしました。「ザ・テレビゲーム展」は3月14日までで、「パックマン」の岩谷徹さんや、「ゼビウス」のサウンド誕生秘話が語られる講演会なども予定されているそうなので、ぜひ一度足を運んでみてください。

 

Text=ソノダハヅキ

 

※テレビゲーム展の取材規定により、写真サイズを10KB以内に収めております。

※テレビゲーム展の取材規定により、展示物への接写は控えております。

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