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「P.S.すりーさん」ドラマCD収録現場レポート第2弾!

前回お送りしましたレポート第1弾はいかがでしたか? 第2弾となる今回は、水橋かおりさん(すりーさん役)、IKa先生Wインタビューを敢行! 豪華すぎるプレゼント情報も!!!

 

 

 

▲ボーカルトラック「アフリカ」収録時の水橋さん。曲の感想は、「面白かったです。アフリカということでもっと吠えたりするのかなと思ったけど(笑)。電車がいっぱい出てくる歌詞が面白いですね」とのこと。
 

 

――ドラマCDの収録、お疲れ様でした。すりーさん役を演じられた水橋かおりさんと、「P.S.すりーさん」作者のIKa先生に、収録を終えられてのインタビューをお願いしたいと思います。よろしくお願いします!
水橋IKa よろしくお願いします!
――それでは水橋さん、まずはすりーさんを演じてのご感想をいただけますか?
水橋 はい。すりーさんは、がんばり屋さんですよね。私も彼女みたいに、たとえつらいことがあっても、がんばろうと思いました。でも私、実はこうした(思慮深くておとなしめな)キャラクターはあまりなかったので、すごく新鮮でした。
――あっ、そうですか?
水橋 大らかな子とか元気な子とか気の強い子が多いので……すりーさんは大人しいですよね。健気で。

 

――IKa先生は、すりーさんを水橋さんにお願いしたいと思ったのはなぜだったのですか?
水橋 それは私も知りたい。
IKa 実はすごく悩んだというか、もともとどなたかに声を当てていただくのを想定して描いてるものではなかったので。ドラマCDのお話を頂いてから考えたのですが、これまで水橋さんが演じられていたアニメはいろいろ見させていただいてたので、音響監督さんとご相談の上で、水橋さんであれば安心してお願いできるなと。悪い言い方をすると、丸投げ……。
水橋 丸投げ(笑)。
IKa 丸投げじゃないな、失言です(笑)。すべてお任せしても間違いないだろうということですね。
水橋 ありがとうございます。恐縮です。

 

――その判断の裏付けになったのは、たとえば水橋さんのこれまでの役ではどのあたりが?
IKa 「ひだまりスケッチ」の宮子とか。
――タイプが全然違くないですか。
IKa キャラクターを飲み込んだ上で演じられる方だなあと思いまして。
水橋 飲み込んでいるというか染まっている(笑)。影響を受けやすいのかもしれません。キャラクターから。私自身にはキャラがないというか、普通の人なので。
――自分の中にすりーさんとの共通項を感じるというのではなく、あくまですりーさんはすりーさん。
水橋 共通項というより共感かな。「おまえの気持ち、わかるよ」みたいな。すりーさんは頑張っているけどあまり報われなかったりして、すごく可哀そうだったりするんだけど、「可哀そうでしょ」っていうところを、あまりアピールしてない感じがするんです。だからわかってやりたくなる、共感してあげたくなるのかな。

 いろいろ大変といえば大変なんですけど、周りから見てると大変なことも含めて、「この人いいな」ってすりーさんの魅力につながってる感じがあるのかなと。だから応援したくなる。ガンバレって思う。ほかのキャラたちもライバルというより、良い仲間って感じで好きです。

 

――それはIKa先生の方針なんですよね。以前メールマガジン(「ないしょのすりーさん」。登録はこちらから)でも話題に出たのですが、「本当の悪人は出したくない」そうなんで、基本的にみんないい人なんですよ。
IKa 救いのある形に収めたいなっていうのがあって。
水橋 すりーさんが、ひとり言をすごい言ってる時があるじゃないですか。あれは特にわかりますね。すごくつらくて、でもまあしょうがない、でも私も悪かったなとか反省したり、頑張ろう、とりあえず頑張ろう、とかって言っているそばから嫌な目に遭うみたいな。

 転んだとかそんなことなんですけどね。電車に乗り遅れたとか、財布を落としたとか、そういうのあるじゃないですか。そういうときに一気にガンと来ちゃうのとかって「ああ、わかるなー」っていう。
――すりーさんがカレーせんべいを割っちゃったときとか(「P.S.すりーさん」No.66)。
水橋 そうそう。「もー」ですよね。ほんとにね。人前では頑張って笑ってるけれども、でも本当はすごく家とかで落ち込んでて、そんな時にお風呂入ってシャンプーなかったとかで「シーン」みたいな(笑)。そういうことって誰でもあるよねっていう。

 だからこの子は誰にでもあるところを持っている子だと思う。「誰でもいろいろある」ってところをくっきり出してる子だなっていう。私がすりーさんに「似てる」かはわかりませんが、共感するところは多いです。こういう人、多いんじゃないかな。
――なるほど。では次に、この作品について、ぜひ作者に伝えたい感想などはありますか? せっかくここにいますので(笑)。
IKa 恐縮です。
水橋 私、女の人かと思ってた。絵柄もそうだし、女子の感性をわかってるなと思って。でも男子でびっくりですよ(笑)。ほかの子たちにしろ、特にすりーさんはね、普通の女の子の「そういう」感じがすごく出ているじゃないですか。驚いちゃった。

 キャラクターって、もっと性格がむちゃくちゃデフォルメされてて、気分が上がり下がりするときもマンガ的な上がりかたとか、落ちかたってあるじゃないですか。だけどこの子は変なところですごいリアルなんだよな、とか思って。

 

 うらやましいと思ったときの話(No.15)とかも、「私はもうダメなんだ、売れてないし……」とか暗くなったり、そういうふうにはならない。やるはずの仕事なくなっちゃって、でもこの場所で泣くわけにもいかないし、「また何かありましたらよろしくお願いします」って挨拶してから放心しているときの感じとか、すごい表情とかに出てますよね。

 あと「無双」をはこまるさんに歌われちゃうときの顔(No.53)とか、怖い! 「悔しい! キーッ!」とか言ったり、泣いたりするでもなく「あの」顔をする。いろんな気持ちのまざったあの顔……。自分だけの曲って思ってたのに「あ、違うんだ……」みたいな……ああいう(すりーさんの)顔って何でしょうね、役者としてもすごく心にグサッときた。ゾクッときた。
――リアルですよね。
水橋 そう。それをセリフで言わないところが、怖い! って思って。セリフないから余計にあれはキツイですよ。すりーさんの気持ちを思うと辛くてやりきれなかった。

 「なんだよムカツク」とか言える人はまだ幸せ。絶対幸せだけどそういうことを言っていてもどうしようもないって、きっとすりーさんはわかってるだろうし。でもわかっていればわかっているほどああいう顔になるよな、って……。つらいよなぁ。……あの顔危険すぎ。すごい表現力だと思った。あまりの表現力に鳥肌が立った。ヒィーってなった(笑)。
――だそうですよIKa先生。恐怖心を与えていたようです。
IKa そういうつもりではなかったんだけどなあ(汗)。
――それでは、お話が変わりまして。ゲームについてなんですが、プレイはされますか? また思い入れの強いゲームやハードはありますか?
水橋 私、結構ゲーム好きなんですけど、古いゲームが好きで、ずっと同じのをやっちゃうんですよ。「お前いつまでそれをやってるの?」ってぐらい。

 私が好きなのは『アストロノーカ』と『タクティクスオウガ』。ご存知ですか? 面白いですよね? ゲームアーカイブスに入ったときは嬉しかったです、『アストロノーカ』。PSPでできますよ、今。
――ゲームアーカイブスからダウンロードしてるんですか!?
水橋 はい。幸せな気持ちになれます。ほっこりします。「やった」って。最初からコンクールを絶対に負けずに勝ち続け、最速で宇宙最強になるっていうことをやってるんですけど、何回も達成しているにもかかわらずまたやってしまう(笑)。
――ありますよねそういうゲーム。
水橋 何回やっても面白いんですよ。出来上がって野菜がクルクル回っているのを見て「やった!」って気持ちになる。で、最後に「ご主人様、あとはお嫁さんだけですね」って言われて微妙な気持ちになるみたいな(笑)。
――な、なるほど。それでは「一番好きなゲームハード」というのはありますか?
水橋 一番遊んでるのはPS(初代プレイステーション)です。あの頃が一番ゲームやってたかも。
――子どもの頃とかはゲームされなかったんですか?
水橋 そんなことはないですよ。ファミコン世代なんで。でも大人になってある程度お金が自由になってからよく遊ぶようになって。そうするとやっぱりPSです。

 でもうちにはPCエンジンとかもありましたよ。弟もゲーム好きなんで。物心つき始めた頃からゲームがあるので、普通にいろいろゲームをやりましたね。
――なるほど、ありがとうございました。それでは最後に、ドラマCDを聴いてくれる方々にメッセージをお願いします。
水橋 今回のドラマCDは、みんなハジけております。ぜひ聴いてください。すごいと思いました。自分のことは棚に上げるとして、よくこのメンバー集まったなっていう感じがして。びっくりしてます。

 よく仕事でご一緒させていただく方たちばかりなので、キャストの名前をいただいたときにすんなりイメージ出来ました。でも皆さん予想を上回るハジけぶりです(笑)。すりーさんは愉快な仲間に恵まれたなあ、と中の人も思いますよ(笑)。
――なるほど。それでは本日は、ありがとうございました。
IKa すいません、僕も水橋さんに、いろいろ聞きたいのですが。
――もはやお時間となってしまいましたので、自重してください。
IKa そんなー!

 <インタビュー/長門克弥(ゲームサイド編集部)>

 

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たくさんのご応募ありがとうございました。

応募期間:2009年4月2日(木)~2009年4月30日(木)まで

 

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